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2021.03.29

【対談】DX推進のオンラインイベントを開催しました
-デジタル変革の新潮流!アイデア創出をオンラインで「カタチ」に-

308回表示しました

2021年3月某日、日立ソリューションズはDX推進に関するオンラインのイベントを開催しました。ニューノーマルにおける「オンラインでのDX推進」や「イノベーション創出」など、昨今のDXで注目されているキーワードが続々登場。本記事では、イベントの様子や担当者の想いなどをご紹介いたします。

第一部:基調講演「時間・場所・経験の制約を越えて組織的にイノベーティブなアイデアを生み出す科学的創発」

今回のイベントは、アイデア創発クラウドサービス「ideagram」を提供しているVISITS Technologiesの山中氏による基調講演から始まりました。講演テーマのベースとなっているのは「イノベーション=新結合」という考え方です。「新結合」とはニーズとシーズの組み合わせによって、新たな価値を提供すること。DXも「新結合」によって生まれた結果の一つと言っても過言ではありません。そしてDXの本質は、変わりゆくユーザーのペインを解決できるような顧客体験を、デジタル技術を使って提供することともいえるでしょう。ユーザーのニーズを的確に掴み、デジタル技術というシーズを新しい組み合わせで提供していくためのアイデア創出をサポートしてくれるのが「ideagram」です。これまで個人のセンスやスキルに依存しがちだった「新結合」を組織的かつ科学的に創出していきます。時間・場所・経験といった制約を超えて、オンライン上でアイデア創出をサポートする「ideagram」の紹介を交えながら、ニューノーマルにおけるイノベーション創出の方法を語っていただきました。

第二部:パネルディスカッション「SUBARU様に聞く!アイデア創出をオンラインで『カタチ』にする手法

続いてのプログラムは、実際に「ideagram」を使用したアイデア創出を社内で行ったSUBARU社を交えてのパネルディスカッションです。登壇いただいたのは、SUBARUのIT戦略本部デジタルイノベーション推進部主査を務める大村氏と、VISITS Technologiesの山中氏、さらにはSUBARU社のアイデア創出に参加した日立ソリューションズの池田氏の3名。同じく日立ソリューションズの岡山氏がモデレーターとなり、「アイデア創出をオンラインで『カタチ』にする手法」について議論を交わしました。限られた時間ではあったものの、「コロナ禍とイノベーション創出」や「オープンイノベーションの必要性」、さらには「アイデアを"カタチ"にするには?」といったテーマで、それぞれの観点から貴重なお話を多数伺えました。

第三部:「日立ソリューションズ DXラボ」の紹介

本イベントの最後に行われたのは、日立ソリューションズデジタルソリューション推進センタ主任 西氏による「日立ソリューションズ DXラボ」の紹介です。このサービスは、2020年12月に開設されたもので、課題探索・アイデア創出・仮説検証・ビジネスモデル構築といったステップを経てお客さまのDX推進をコンサルタントが伴走していきます。アイデア発想の体験イベントの告知とともに、「DXラボ」が提供する価値などをご紹介させていただきました。

イベントを終えて

  • 岡山 健一郎 / Okayama Kenichiro

    デジタルソリューション推進センタ 部長代理

ーイベントを終えた今の率直なご感想をお聞かせいただけるでしょうか。

まずは、多くの方に聴講していただき、大変ありがたく感じています。弊社ではこのようなオンラインイベントを頻繁に行っていますが、その中でもこのイベントは特に注目度が高く、多くの方にエントリーしていただきました。つまり、それだけ多くの人がDXに関心を持っているということだと思うので、そういった方々に少しでもお役に立てる情報が提供できていれば何よりです。

ーイベントの企画から運営において、苦労されたことはどんなところですか。

実は今回、運営の面では不確定要素が多くありました。緊急事態宣言が延長するか否かといった影響で、そもそもスタジオに集まるべきか各自の自宅から配信するかというのが直前まで決められなくて。運営方法を極力シンプルにすることを心がけながら、他部署のスタッフ含めて多くの方々にご協力いただけたので、ご参加いただいた方はもとより関係者のみなさまにも深く感謝しております。

ー今後のビジョンについて教えてください。

このようなイベントを通じて、新しい情報を常に発信し続けていきたいなと改めて感じました。というのも、DXに関する取り組みは正解が一つではないので、前例がないことでも積極的にチャレンジしていく姿勢が大切だと思っています。「DXラボ」は、そのような人や組織に寄り添っていくものなので、役に立つ情報を常に発信し続けることに意味があるんじゃないかなと。悩みや不安を抱えながらも、課題解決に向けて挑戦したいという方々のチカラになれれば嬉しいですね。

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